Apple Watch SE3が実質月360円って本当?Garminと比較した
2026/6/10 ・ なおき #比較・買い替え
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目次
バッテリー77%、しかもwatchOS 27の対象外
5年使ったApple Watch Series 7(GPS・45mm)のバッテリーがいよいよ限界。最大容量は77%まで低下していて、フル充電しても1日ちょっとしかもたない。
しかも追い打ちが来た。2026年6月に開催されたWWDC 2026での発表で、watchOS 27はSeries 7がサポート対象外に。対応するのはSE3・Series 9・10・11・Ultra 2・3だけ(S9/S10チップ搭載機)で、Series 6〜8はまとめて切られた。
watchOS 27の対応機種(Apple公式)。Series 7はリストにいない。
つまり今のSeries 7は、バッテリーだけじゃなくソフトの更新でも置いていかれることが確定した。これで「買い替え」がほぼ確定。
買い替えるか、何にするか。話題の「Apple Watch SE3が月360円」が本当なのかを確かめつつ、ガーミンとG-SHOCKまで広げて本気で比べた。その記録を残しておく。
先に結論。まだ決めきれてない。 「バッテリーの不満を根本解決したいならGarmin、Mac解除と安さを取るならSE3」で、いまはGarmin vivoactiveにちょっとだけ傾いてる。悩みどころは下で全部書く。
そもそも自分のApple Watchの使い方、地味すぎる
並べてみると我ながら地味。
- 時間を見る
- Macのロック解除
- 天気の確認
- 睡眠スコアの確認
- タイマー
- 音を鳴らさず振動で起こす目覚まし
- 各種通知
ランニングもしないし、スポーツ用途はゼロ。「そもそもApple Watchいる?」とすら思う。 ただ、太字にしたMac解除・睡眠記録・振動の目覚ましは地味に手放したくない。この3つが今回の判断のカギになった。
「Apple Watch SE3が月360円」は本当だった(事実確認)
Xで見かけた「SE3が月360円」。気になって調べたら、ソフトバンクの実在キャンペーンで嘘じゃなかった。ただし「レンタル」というより「2年で返す前提の48回払い」が正確な姿。
仕組みは「オンラインショップ割 for Watch」+「新トクするサポート+」の合わせ技。48回払いで買って、25カ月目に返却すると残りの支払いが免除される。
ソフトバンク「オンラインショップ割 for Watch」。キャンペーンは2026年5月22日〜6月26日(在庫がなくなり次第終了)。
| 40mm | 44mm | |
|---|---|---|
| 定価(48回払い総額) | 57,120円 | 63,360円 |
| 2年返却時の実質負担 | 8,640円(月360円) | 12,480円(月520円) |
| 返却せず買い切る場合 | 32,880円 | 39,120円 |
「月360円」は40mmモデル限定。44mmだと月520円になる。
「返却時に追加請求されるんじゃ?」を確認した
ここが一番のひっかかりだった。この手のプログラムは普通、返却だけ(買い替えなし)だと「特典利用料 最大22,000円」が取られる。“月360円”のはずが結局取られるオチでは、と。
で、ソフトバンク公式の特典利用料PDFまで見に行った。結論、Apple Watch SE3は特典利用料が0円に設定されてた。つまり買い替えなしの返却でも、追加の特典利用料は発生しない。ここは公式で裏が取れた。
特典利用料の公式PDF。表の一番下、Apple Watch SE 3(GPS + Cellular)が「0円」と明記されている。
ただし、ここは要注意
- 本体が破損・査定基準未達 → 最大22,000円、または特典そのものが無効(残債が復活)
- 購入時の純正バンドも査定対象。基準未達なら2,000円
- 返却は「申込月の翌月末まで」。1日でも遅れたら特典無効=48回払いが続く
- 対象はGPS + Cellularモデル(今のSeries 7はGPS)。色はスターライト/ミッドナイトのみ
- セルラー通信を使うなら別途「モバイル通信サービス 月385円」。ただし回線契約は必須じゃないので、iPhone連携で使うぶんには385円は不要=実質360円のまま
要するに「2年きれいに使って期限内に返せば実質8,640円」。これは普通に安い。雑に扱って傷だらけにすると追加請求、というだけの話。
Series 7からSE3に乗り換えると、何が変わる?
ここで気になるのが、「上位モデルだったSeries 7から、エントリーのSE3に乗り換えたら、機能がショボくならないの?」という点。4年分のスペック差を並べてみた(赤背景=その機種が優位)。
| 機能 | Series 7(2021) | SE3(2025) |
|---|---|---|
| チップ | S7 | S10(最新・高速) |
| watchOS 27 | ✗(対象外) | ◯ 対応 |
| 常時表示 | ◯ | ◯ |
| 血中酸素(SpO2) | ◯ | ✗ |
| 心電図(ECG) | ◯ | ✗ |
| 皮膚温センサー | ✗ | ◯ |
| 睡眠時無呼吸の通知 | ✗ | ◯ |
| 衝突検出 | ✗ | ◯ |
| ダブルタップ操作 | ✗ | ◯ |
| 高速充電 | ◯ | ◯ |
| 5G通信 | ✗(LTE) | ◯ |
| バッテリー | 約18時間 | 約18時間 |
整理すると、乗り換えで失うのは「血中酸素」と「心電図」の2つだけ。Series 7は当時の上位機なので、ここはさすがにエントリー機のSE3が劣る。
でも自分の場合、血中酸素も心電図も一度も使ってない。冒頭に並べた使い方(時間・Mac解除・睡眠・通知)に、この2つは1ミリも入ってない。だから自分にとっては「失うもの実質ゼロ」で、逆に最新のS10チップ(4年分サクサクになる)・皮膚温センサー・睡眠時無呼吸の通知・衝突検出あたりが手に入る。用途次第では、SE3はSeries 7からの実質アップグレードになる。
ただし——バッテリーは18時間のまま据え置き。新品なら今のヘタったSeries 7(実質1日)よりはマシだけど、結局1日しかもたない構造は同じ。毎日充電する面倒さも、充電中にログが途切れるのも変わらない。ここは後の比較でも効いてくる。
候補を4つに絞った
バッテリーを解決したくて調べ始めたら、選択肢が一気に広がった。昔スントを使ってたくらいには高機能時計が好きなんだけど、スポーツ寄りすぎるモデルは今回は外して、現実的な4つに。
ちなみに調べる中で、ガーミンの「ボディバッテリー」っていう”その日の体力残量”を数値で出す機能を知って、これがなかなかおもしろそうで気になってた。詳しくは後述するけど、下の表にも出てくるので頭の片隅に。
- Series 7をこのまま使い続ける(現状維持)
- Apple Watch SE3(ソフトバンク月360円)
- Garmin vivoactive 6(バッテリー11日)
- G-SHOCK DW-H5600シリーズ(昔ながらのデザイン)
評価をまとめるとこう(赤背景=その項目のトップ)。
| バッテリー | Mac解除 | 睡眠記録 | ボディ バッテリー | コスト | |
|---|---|---|---|---|---|
| Series 7(現状) | 約1日(劣化) | ◎ | ○ | × | 0円 |
| Apple Watch SE3 | 約18時間 | ◎ | ○ | × | 実質360円/月 |
| Garmin vivoactive 6 | 約11日 | × | ◎ | ◎ | 約52,800円 |
| G-SHOCK DW-H5600 | 数週間 | × | △ | × | 約3〜4万円 |
各候補の本音
① Series 7を使い続ける
バッテリー以外に不満はない。でも77%でこの調子だと、ここから加速度的に悪くなる。在宅ワークだから充電自体はいつでもできるんだけど、充電回数が多いのが地味に面倒だし、うっかり忘れて時計が止まって時間すら見れないことも。しかも充電してる間はログ(睡眠・アクティビティ)に穴が空く——ログ好きとしては、これがいちばん嫌。おまけにwatchOS 27の対象外なので、ソフト面でもこの先じわじわ取り残される。延命する理由がほぼない。
② Apple Watch SE3(月360円)
Mac解除も通知の細かい制御もApple生態系の便利さもそのまま、しかも激安。ここは強い。 ただバッテリーは結局約18時間で、Series 7と本質的に同じ。この問題は解決しないんだよね。SE3は急速充電が速いから「朝の身支度中に充電→日中〜睡眠はつけっぱ」で運用回避はできるけど、根本解決ではない。あと2年で返す前提なのが心理的にどうか。
③ Garmin vivoactive 6
バッテリー11日でこの問題が根本から消える。睡眠スコアも詳細で、さっき触れたボディバッテリー(心拍変動・睡眠・ストレスから「今日の体力残量」を0〜100で出すやつ)も使える。36gと軽くてつけたまま寝られる。ログ取るの好きな自分には、正直これが一番おもしろそう。 弱点は明確で、Macのロック解除ができない。あとiPhoneと組み合わせるとアプリ単位の通知制御ができない(電話・LINE以外も全部来る、見なきゃいいと割り切れるか次第)。初期費用5万円もネック。
④ G-SHOCK DW-H5600
デザインは一番好み。バッテリーの心配もゼロ。でも睡眠もボディバッテリー相当もガーミンに劣るし、Mac解除も不可。「高機能時計が好き」「ログを取りたい」という今回の動機には、正直ハマらなかった。早めに脱落。
結局なにで悩んでるのか
整理すると、自分の要件はこの3つ。
- いちばんの不満=バッテリー:1日しかもたない=充電が面倒なうえ、充電中はログに穴が空く
- 手放したくない①=Mac解除:毎日使ってる
- 手放したくない②=睡眠記録:ただ、これはどの候補でも取れる
ここで効いてくるのが、バッテリーを根本解決できるGarminを選ぶと、Mac解除を失うこと。逆にApple(SE3)ならMac解除は残るけど、バッテリーは1日のままで根本解決にならない。睡眠記録はどっちでも取れるから、ほんとに対立してるのは「バッテリー」と「Mac解除」の2つだけ。
つまり判断軸はこれ。
このバッテリー問題(充電の面倒&ログの穴)を、5万円払って完全に消す(Garmin)か。Mac解除と激安を取って、毎日の充電と付き合い続ける(SE3)か。
ここにボディバッテリーへの興味と「ログ取るの好き」な性格まで足すと、気持ちはGarminに傾いてる。一方で毎日のMac解除と、月360円の安さも捨てがたい。…で、まだ決めきれてない。
実際にどっちを買って、Mac解除が無いのがどれだけ不便だったか(or 毎日の充電とログの穴がどれだけ気になったか)は、決めて使ったら正直に追記します。
どこで買う?
SE3を最安で持つならソフトバンクの月360円(本文参照)。下のリンクは買い切りで手に入れたい人向け。
調べたときの出典
数字や仕様は、自分の感想じゃなく公式情報で裏を取ってる。気になる人は一次ソースをどうぞ。
- ソフトバンク「オンラインショップ割 for Watch」 … 月360円キャンペーンの内容・期間
- ソフトバンク「新トクするサポート+」 … 48回払い・返却で残債免除の仕組み
- ソフトバンク 特典利用料PDF … SE3の特典利用料が0円なのを確認できる
- Apple Watch SE 3(Apple公式) … SE3のスペック
- watchOS(Apple公式) … watchOS 27の対応機種
- Garmin vivoactive 6(Garmin公式) … バッテリー・機能
- Casio G-SHOCK DW-H5600(カシオ公式) … スペック